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NISAと確定拠出年金(iDeCoや401K)どちらが有利

NISAと確定拠出年金、どちらから始めるべきなの?

NISA(一般NISA、つみたてNISA)と確定拠出年金(iDeCoや401K)といった投資に有利な税制が存在しますが、どちらが有利であって、どちらから始めるべきか悩まれる方も多いでしょう。

その方の状況や考え方によってどちらが得かは変わってくるとは思うのですが、どのような違いがあるのか、こちらで確認してみましょう。

NISAと確定拠出年金の税制の違い

NISAと確定拠出年金では、その税制違います。どちらも税務上の優遇制度が適用されるのですが、内容が大きくことなるのです。

NISAの場合には、株式等の投資商品の売却時点で利益が生じた場合に、その利益に対する課税が免除される、すなわち、非課税とされるというメリットがあります。配当金に関しても非課税扱いとされます。復興税は少額なので考慮しないとしても、「売却益×(所得税率+住民税率)=節税額」となるのです。

確定拠出年金に関しては、積み立て時点(拠出時点)において、その金額が所得控除として利用できます。例えば、毎月2万円で12ヶ月積み立てると24万円となりますが、この24万円の全額が所得控除として使えるのです。最終的には「24万円×(所得税率+住民税率)=節税額」ということになります(実際には復興税分も少し節税になります)。

NISAは「一般NISA」でも「つみたてNISA」でも売却益が出ることが前提とされているのに対し、確定拠出年金は拠出額があれば節税につながるので、節税を確実に行えるという点では確定拠出年金が有利であると思います。もちろん、株式等が3年後に大幅に値上がりした場合にしてその時点で売却した場合には、NISAの方が有利であったという結果になることも考えられますが。

総合的に見ると、節税面では確定拠出年金の方が有利かなとは思っております。

※確定拠出年金は、将来の受取時の出口戦略まで考えても良いと思います。確定拠出年金やNISAに関するご相談をご希望の場合は、当事務所の齋藤までお声がけくだされば、信頼できるアドバイザーをご紹介することも可能です。

投資資金の流動性が違う

NISAと確定拠出年金では、投資した資金の流動性にも違いがあります。

NISAの場合には、投資した金融商品をいつでも売却して、その金額を証券会社から銀行口座に振り込むことができます。つまり、いつでも現金化できます。急に資金が必要になったときには、このお金が助けとなることがあるでしょう。

一方でiDeCoなどの確定拠出年金の場合には、60歳以降の受給年齢に達するまでは引き出せないのです。ここはデメリットであると言えるでしょう。資金の流動性が低いのですね。

したがって、資金の流動性という観点から見ると、確定拠出年金のよりもNISAの方が有利であるということができます。ただし、何が何でも老後資金を貯めるという観点では、出金ができずに鍵でロックされてしまう形になる確定拠出年金の方がメリットがあるということもできるかもしれませんね。

投資可能額が違う

投資可能額は、一般NISAは1年間で120万円となります。つみたてNISAは40万円となります。つみたてNISAは20年間という長期間の積み立てが可能となっています。ただ、NISAの制度自体は、2024年から二階建ての制度に変わったりと、今後もどんどん変化すると思うので、都度最新の情報の獲得が必要でしょう。

確定拠出年金は、会社員か自営業かなど、職業によって大幅に拠出可能額が変わってきます。

積み立て可能額としては、その人の資力に応じれば良いところで、特にどちらが有利ということもないと思います。

バランスよく混合して投資するのが良い

確定拠出年金とNISAのどちらが有利かを、違いの側面から簡単に記載しましたが、税制面では確定拠出年金が有利なことが多く、資金流動性ではNISAが有利であると考えられます。

確実に税制面で得をしたいという方で、それなりに貯金もあるので急に何かにお金が必要になっても大丈夫だという方は、確定拠出年金を選択する人が多いと思います。

一方で、何かあったときにすぐに引き出せないと心配であるという方は、NISAを選択すると良いでしょう。

ただ、毎月何万円も積み立てられるという方の場合には、どちらか一方に偏ることなく、バランスよく配分して行っても良いと思います。将来、子供の学費や住宅購入、介護でお金がかかるからある程度はNISAにしておいて、残りは老後資金を確実に貯めるために引き出すことができない確定拠出年金を使おうというのもありですね。

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