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個人の方で、確定申告を期限までにできなかった場合は、遅れてでも期限後申告することが大切です。当税理士事務所はそういった無申告の案件にも強いので、お気軽にご連絡くださいませ。

夫が独立、起業をする時、家族が感じる負担、不安。

「夫が独立・起業するのですが、とても不安に感じています」というご質問をいただくことがあります。通常ですと我々のような税理士事務所には開業手続きなどに関して、独立するご本人様からご連絡をいただくことがほとんどです。

ただ、ご家族の方としても不安を強く感じられて、とりあえず我々のような開業支援を行っている税理士事務所にお問合せをされるのだと思います。我々としても、旦那様のその事業がうまく行くかなどは判断できないのですが、そのご不安な気持ち自体はとてもよく理解できます。

特にサラリーマンから自営業者(経営者)となることによって、経済面の安定性が損なわれることにご不安を感じるようです。お金の不安は、大きな心の負担となることもあるのです。

これから独立・起業をされる方は、ご家族の心の負担感と言うものも十分に考慮して、ご家族にご納得をいただいた上で開業されるのが良いのではないかと思います。また、開業前には、是非我々のような税理士事務所等にご相談をされて、お金や会計回りのご不安を軽減されると良いのではないでしょうか。

※反対に妻の独立・起業を夫が心配するパターンもあると思いますが、基本的には妻が夫の独立・起業を心配するケースが多いようです。起業する人の内、男性の占める割合が多いため、これは当然のことなのかもしれません。今後は更に女性起業家も増えて欲しいなとは思いますが。

夫の退職と起業を不安に思って悩んでいる妻のイメージ

旦那様が会社を退職して脱サラするとなると、誰でも少しは不安になるものですよね。

経済的安定性に対する不安は強い

サラリーマンと経営者では、経済的な安定性がまるで異なります。会社から毎月お給料がもらえるサラリーマンと違い、経営者は事業できちんと稼げなければ、お給料は取れないのです。むしろ、最初は赤字となることも多く、収支はマイナスになってしまうのです。サラリーマンですと、自分の所属している事業部が赤字になっても、お給料はもらえますが、自営業者はそうではありません。

お金が足りないとなれば、借金をして起業するしかありません。起業後に思ったよりも売上が上がらない場合もお金を借りることになります。これは経営者にとって、かなり大きなプレッシャーとなりますが、奥様やお子さんなど、ご家族の方にとっても同じように不安を生じさせます。やはり、生活がかかっているという点においては、起業しているご本人様もご家族も一緒であり、ご本人様だけが不安を感じられるわけではないのです。

ポイントとしては、「生活費はきちんと避けて準備しておくこと」「いくら以上の損失が出たら一度撤退する」というのを明確に決めておくことではないでしょうか。成功するまでやると決めることは良いのですが、あちらこちらに担保を入れてお金を借りて事業を継続するというのは、ご本人様にとっても、ご家族の方々にとってもリスクが大きすぎると言えるでしょう。

※我々の税理士事務所も融資のサポートを行っておりますが、基本的には日本政策金融公庫などからの無担保、無保証人の融資をおすすめいたします。家族を保証人にして知人やノンバンクから借りたりするようなことは避けたいところです。

お子さんに精神的なご負担がかることもあります

父親が自営業者であり、資金繰りに窮してしまい、お子様が精神的な負担を感じられるということもあるでしょう。特に、借金を抱えてしまって廃業し、これまでのような生活ができなくなると、子供が大きなストレスを感じることもあるものです。経営が苦しい時でも、家族には通常通りに接するように心がけることが大切だと思います(会社が本当に厳しい時は夫婦間ではきちんと説明して情報共有した方が良いと思いますが)。

個人的には、成功している経営者と話すと、子供時代に父親が経営で失敗して大変だったけど良い経験だっとという話題が出ることもあるため、そのような経験が必ずしも子供にとってマイナスの影響を及ぼすとは思いません。しかし、実際にお金が状態にあるときは、子供も不安を感じるでしょうから、できる限りそういった事態は避けたいものですね。

子供の教育費に充てるための資金は別個に確保しておき、そのお金については事業には投じないなど、事前に決めておくことが大切ではないかと思います。学資保険などを積み立てている場合は、その保険を取り崩して事業投資に使うようなことも避けておきたいところです。

チャレンジしないと成功できないのも事実!

妻や子供のことを考えると、独立・起業は辞めておいた方が良いと思われるかもしれません。こちらのページでも家族の感じる不安に関してここまで書きました。

しかし、チャレンジをしないことには成功はできないですし、夢を叶えることもできません。人生でいつかは起業したいと考えてきた方にとって、それを諦めるのは辛いことだと思いますし、後で年齢を重ねたときに「思い切ってやっておけばよかった」と後悔されるかもしれません。また、会社員・サラリーマンを続けていても、リストラや業績不振による給与の大幅ダウンなどのリスクは常にあるものです。

ですので、起業にチャレンジすること自体はネガティブなことでは決してなく、むしろ、とても良いことだと思います。

大切なことは、万一うまく行かなかったときのことも想定して計画を練ること、家族にもきちんと事業にかかるお金のことなども話して少しでも安心してもらうことではないでしょうか。少なくとも、全く家族の意見を聞かずに独立を決めてしまうと言うのは避けたいところだと思います。

家族の理解も得た上でスタートを切った方が事業に気兼ねなく打ち込めますし、そうなれば成功する確率も上がるのではないでしょうか。うまくいけば、それだけ収入も増加するでしょうし、それで家族を更に幸せにできる可能性もあります。もちろん、うまくいったときは、妻、子供、親など、事業の成功を応援してくれた家族に感謝をすることは非常に大切ですね。

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